こんにちは!
今日は、ウォルトディズニーワールドのハリウッドスタジオにあるギャラクシーズエッジ内のSavi’s workshop(サヴィのワークショップ)というところで、自分でパーツを組み合わせて作るオリジナルのライトセーバーを作ってきたのでその体験談です。
ライトセーバーを作るとは
ギャラクシーズエッジでライトセーバーを作れる!と言われてもいまいちピンとこないですよね。私もウォルトディズニーワールドに行ったらギャラクシーズエッジで絶対にライトセーバーを作るんだ!!!と思ってはいたものの、実質どういった体験なのかというのが分かっていませんでした。ライトセーバーといえば私は子供の頃に遊んでいたプラスチック製の刃の部分(?)が3段階になって出てくるもので記憶が止まっていたのですが、このディズニーで作れるライトセーバーはガラス製の観賞用です。刃の部分も折りたたみ式ではありません。
サヴィのワークショップでは自分でライトセーバーのパーツやカイバークリスタル(ここではライトセーバーの色を決める役割)を選びながら自分だけのライトセーバーを制作していきます。とはいっても全てのパーツから選び放題!というわけではなく、まず4つのテーマの中から1つを選び、そのテーマに沿って決められたパーツのセットの中から自分のイメージに近いライトセーバーを作るために個々のパーツを組み合わせていくといった感じです。
そのテーマとは
Peace and Justice(平和と正義) Salvaged scraps from fallen Jedi temples and crashed starships in these Republic-era designs honor the galaxy’s former guardians. ジェダイテンプルや銀河共和国の時代の墜落した戦艦から運び出されたかけら。かつての銀河の護衛団を讃えたデザイン。 Power and Control(力と支配) Originally forged by dark side warriors, this style features rumored remnants from the Sith homeworld and abandoned temples. 元々はダークサイドの戦士たちによって作られたこのスタイルは、シスの故郷の星と放棄された寺院からの残骸と噂されている。 Elemental Nature(自然の根幹) This theme embodies the Force—an energy created by all living things, like Brylark trees, Cartusion whale bones and Rancor teeth. このテーマは「フォース」を体現。フォースとは、ブライラークの木、カルチュージョンのクジラの骨、ランコアの歯など、すべての生物が生み出すエネルギーである。 Protection and Defense(保護と防衛) Hilt materials bear mysterious motifs and inscriptions that reconnect users with the ancient wellspring of the Force. 柄の材料は、謎めいたモチーフと刻印を持ち、それらはユーザーをフォースの古代の源泉と再び繋げる。より抜粋https://disneyworld.disney.go.com/shops/hollywood-studios/savis-workshop-handbuilt-lightsabers/
それぞれのテーマに合わせたパーツというのは以下で、
1 hilt (持ち手の部分)
4 sleeves (4つのうち2つ選ぶ)
2 emitters (2つのうち1つ)
2 pommel caps (2つのうち1つ)
2 sets of activation plates and switches (1セット選ぶ)
以下のページで写真付きでパーツが見られるので興味のある方は見てみてください(テンション上がります)。
Full Look at Lightsaber Parts Refresh for Savi’s Workshop (April 2023)
予約方法と値段
まず、サヴィのワークショップでライトセーバーを絶対に作りたい!という方は事前に予約をするのが確実です。当日予約や直接行っても空きがあれば入れてもらえるのですが、やはり人気の体験らしく当日の運次第だと予約でいっぱいでしたなんてことになりかねないので、予約をおすすめします。予約自体はディズニーワールドの公式サイト、もしくはMy Disney Experienceというアプリから日付と空いている時間を選んで予約します。また、この体験には別でこのサヴィのワークショップがあるパークのハリウッドスタジオの入園チケットが必要です。おそらくみなさんハリウッドスタジオに行く日にこの体験の予約をされると思うので大丈夫だと思いますが念のため。
また、支払い自体は体験当日の受付時に行いますが、予約の時点でクレジットカード情報を登録しなければいけないのでクレジットカードが要ります。予定の変更があった場合には1日前までにキャンセルをすればキャンセル料はかかりません。
気になる値段は一人あたり249.99ドル。日本円にして37,554円(2月18日のレート)です…!ひいぃ
一人につき原則一人の同伴が可能ですが、私たち夫婦はそれぞれが自分のライトセーバーを作りたかったため37,554円x2のお支払いをしました(一生に一度だからという言い訳をしながら)。
ちなみにこの値段には不織布で中にはクッションが付いているライトセーバーのカバー?袋?も含まれているので、体験の後は肩にかけて持ち歩きもできます。
私たちはとにかくライトセーバーが作りたくて朝9時台に予約したのですが、Jollywood nightもその日でチケットを取っていたため、パークに夜12時くらいまでいたので持ち歩きが大変な時もありました。Jedi気分で楽しいし、写真もいつでも撮れるので私は逆にホテルなどに送らなくてよかったなあと思いますが、荷物になるのが心配な方は予約を自分が帰る時間前に設定するでもいいと思います。ただ、ライトセーバーを持っていたからか、Rise of the resistanceというアトラクションで帝国側のキャストさんにイジられたり、ギャラクシーズエッジでカイロレンに話しかけられたりということもあったので持ち歩きするメリットもあるのかもしれません。
体験の流れ
体験当日は予約時間の15分前に受付してもらえるので、15分前に行くのがおすすめです。この時点で体験をする人もしくは付き添いの人全て揃っていないといけないので注意です。まず受付では受付時間と予約証明(アプリの予約画面など)を見せて、体験を待つエリアに通されると(実際の体験場所は屋内で外から見えないようになっています)、上記のテーマごとのパーツのセットの見本を見せられるので、それを見比べながら自分が作りたいライトセーバーのイメージを固めます。
テーマを決めたらお支払いになり、そこで自分の決めたテーマを伝えるとそれに合わせたピンバッジがもらえます。ピンバッジはライトセーバーを作る屋内に入ると中にいる人たちがそのピンバッジを見て自分たちのテーブルにテーマごとのパーツを持ってきてくれるので、胸の辺りなど他の人から見えやすいところにつけておくことをおすすめします。
体験が始まるともうそこはスターウォーズの世界なので、そこから私たちの物語が始まります。
ライトセーバーの4つのテーマの紹介の後に、カイバークリスタルを選び、いよいよ組み立てが始まります。カイバークリスタルは青、緑、紫と赤があり、好きな色1つ選びます。カイバークリスタルは隣のお土産屋さんでも後から買うことができるので、ライトセーバー自体は1本しかしなくてもカイバークリスタルを付け替えて他の色を楽しむこともできます。
ストーリーを話してくれる1人のキャストさんを囲んでテーブルが配置されており、私の時は大体1から2グループに1人のキャストさんが別でついてくれて、実際のパーツの組み立ての説明や質問に答えてくれました。体験自体は20分程度なので結構サクサクと進み、ゆっくり色々なパーツを組み合わせながらその場であれこれ迷う時間はない感じだったので、私みたいに優柔不断で、決めるのに時間がかかりそうだなという方は、あらかじめ大方のパーツと作りたいライトセーバーのイメージは固めておいた方がいいかなと思います。
ライトセーバーの組み立て自体は難しくないので、全くわからなかったらどうしようといった心配はしなくても大丈夫です。また、分からなければキャストさんに教えてもらえるので、体験から置いていかれるということもないです。
最後に柄の部分とライトセーバーの棒の部分を最後にはめて完成です。私はその工程の後にライトセーバーを取り出すとキャストさんに一旦確認されて、体験が終わって外に出る前に再度ライトセーバーを取り上げられ「ちょっと外で待ってて」と言われ、私だけ手ぶらでカバーだけもらって外に出て待ちました笑。夫とも「多分接続が悪いかなんかの不具合で、きっと私が組み立てたパーツじゃなくなってるんだ〜」なんて笑いながら待っていると、「大丈夫でした!」とライトセーバーを渡され、元々何にも気づいていなかった私は(何の確認だったんだろう…?)と思いながらも無事に体験を終えたのでした。
みんなスターウォーズが好きだからこそ高いお金を払って体験しているので、みんなそれなりの一体感もあって、私は満足の体験ができました。
飛行機では機内持ち込み
さて、作ったはいいもののどうやって持ち帰ろう?という話になると思います。持ち手とガラス部分は取り外せるといってもガラス部分がそもそも長くてスーツケースに入らないし、壊れるのも嫌ですよね。
私たちはライトセーバーがスーツケースに入らないとわかった時点で、サイズが大きい荷物として追加料金を払って機内持ち込みにする予定でした。帰りはオーランド空港からアムステルダムへはデルタ航空を利用したのですが、カウンターでチェックインを済ませて「あと追加で超過手荷物の機内持ち込みを…」とお願いすると、「手荷物の追加?」と若干疑問系で聞かれたので、念のため「これ(ライトセーバー)普通に機内持ち込みできないですよね?」と聞くと「できるよ!みんなそうしてるよ!」というのでまさかの超過手荷物免れました。
これは私たちが機内持ち込みは、お手回り品と機内持ち込み用スーツケース2つできたものの、座席下に入るリュック1つしか持っていなかったため、ライトセーバーがスーツケース(上の棚に入れる荷物)換算になって持ち込みができたと思われます。なので小さいカバンとスーツケースをすでに機内持ち込みしようと思っている場合は、ライトセーバーは超過手荷物として扱われることになると思います。
機内持ち込みは機内持ち込みで、保安検査があります。オーランド空港では係の方も慣れていて「それ(ライトセーバー)は機械に通さないで係員に直接渡してね〜」と事前に言われてスムーズでしたが、ディズニーから遠くなればなるほど得体のしれない荷物です。アムステルダム空港では「刀?」と聞かれ、「おもちゃのライトセーバーです照」と答えると「Cool!」と返してくれましたが、奥でそれをX線に通していたお兄さん2人はあからさまに首を傾げていてごめんなさいと思いました。
でも無事にデルタ航空でもKLMでも機内持ち込みができて安心でした!
そんなこんなのライトセーバー手作り体験記、長くなってしまいましたがここまで読んでくださってる方がいましたら本当にありがとうございます。雰囲気だけでも伝わっていれば幸いです。
それでは、また次の記事でお会いしましょう!
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