アメリカ旅行中に体調崩して大惨事

海外ディズニー

こんにちは!今日はディズニー旅行中なのに具合が悪くなってしまった時の話です。

アニマルキングダムに行くはずが…

ウォルトディズニーワールド旅行も順調に進んでいたんですが、旅行もあと2日というところで最後のパークはアニマルキングダムだ!の日。前日はハリウッドスタジオでジョリウッドナイトを楽しみ、アニマルキングダムではアバターに絶対乗りたかったため、ヴァーチャルキュー戦争に参戦するためまた早起きの予定でした。ですがここで前日遅く寝たのに5時くらいに目が覚め、なんだか気持ち悪い気がする…となり、でも体調崩してる場合じゃないので寝れば治るかと思ってとりあえずまた寝ました。そして7時にもう一度起きるもやっぱり調子が悪い。また寝てみるものの、起きるとどんどん体調は悪化していました。さすがにパークに行ける状態ではなく、元気な夫はかわいそうでしたがとりあえずその日はひたすら寝ることにします。

救急車を呼んだら100万円だと…?!

慣れない土地でしかも結構やばいかも…というレベルで具合が悪くなり、時間が経つにつれて脱水症状も感じられたので、これは最悪の場合救急車かもしれない…なんて思いはじめました。いざという時のために調べてみると、アメリカで救急車を呼ぶと100万円を超えることがあるという情報を見て驚愕。

絶っっっ対に救急車なんて呼べないと、具合が悪いながらも自力で絶対に治すんだ!と誓いました。

夫がホテルのフロントに行って最初に周辺の病院情報などを聞くと、「やばい時は911に電話してね」と言われたらしく、夫も「もう少し普通の、アメリカで具合が悪い時どうする?」っていう情報が欲しかったんだけどなあなんて言いながら帰ってきました。あまりに最初の情報がぶっ飛んでいたので、私も薬など欲しかったし、そういう薬とかの情報を仕入れてきてくれと、また夫に頼んでフロントに行ってもらいました。すると今度は別の方が対応してくれたみたいで、薬が欲しかったらUber呼んだりしてスーパーまで行くこともできるし、ホテルの売店にはアメリカで1番一般的な薬っぽいものが1種類あると教えてもらいました。また、近くの緊急病院や旅行者用のお医者さんの電話番号などが書いたパンフレットをもらってきてくれました。

色も味も強烈すぎる飲み薬(?)

私がネットで調べた結果、アメリカで具合が悪い時(吐き気やお腹を下した時)に飲まれるのがPepto Bismolというものらしいということで、こちらを夫が買いに行ってくれる予定だったのですが、これこそがホテルの売店にあった唯一の薬だったみたいです。

これがまた色といい匂いといい味といい全てに対して「これ飲んで大丈夫?!」と思いました。

まず見た目がどピンク。そして匂いは湿布の匂いでした。注いでみるとどろっとしていて、口に入れるもので、これくらい色も匂いもきついものってあまりないと思います。半信半疑でしたが、藁にもすがる思いで飲みました。味は匂いのまま完全に湿布です。湿布を食べるとこんな感じなんだ(?)なんて思いました。

脱水を防げ!アメリカのポカリ的に飲めるもの

前述したように、一番怖かったのは脱水症状だったので、とりあえずポカリ的なものが必要だ!ということで、これまたネットで見てて良さそうと思ったものがPedialyteという飲み物。これもなんとホテルの売店にあったということで、夫はUberで買い出しへ行くのを免れました。

こちらは味はイチゴを買ってきてくれたのですが、またしても超濃いぴんく。ですがPepto Bismolのピンクを見た後だともうこの赤は自然な色に見えてきます(?)。

こちらは味はとても甘くて美味しい経口補水液的な感じで、不味くなくて少ししょっぱみがあって飲みやすかったです。

そして地獄の1日が終わる

そんなこんなでタヒにそうになりながらも、この2つを飲みながら、次の日に予定している夕方のフライトに乗れるくらいには健康になっていてくれと願いながら1日を終えたのでした。本当に辛かったけど、文句も言わず嫌な顔もせずフロントと部屋を往復してくれたり、私に気を遣わせないようにホテル探索に行ってくれた夫に感謝です。

やばいもの入ってるのか?ってくらい効いた薬

日本だったら確実に病院へ行っていた具合の悪さだったので、帰りの飛行機に乗れなくてもしょうがないと思うくらいの日だったのに、次の日に起きてみると完全復活ではないけど結構元気。脅威の復活です。

フライトは夕方で、ホテルのチェックアウトは11時。3時間くらいやることがなく、アニマルキングダムのチケットもお金はすでに払っているし、もしも元気になったら行きたいと思って予約をこの日に振り替えていたので、私の提案で行ってみることに。空港行きのバスは14時25分にホテルに来る予定だったので、3時間も滞在できないくらいでしたが、アトラクションは乗れずともパークを見てみたい一心で行ってみました。人生で一番高くついた3時間だったと思います。

でもフライトに乗れる安心感で余計に元気だったので、薬で治ったのか、気で治したのかは定かではありませんが、とりあえず動けるようになってよかったです。

海外旅行のときは保険に入ったほうがいい理由

私は今まで海外旅行をしてきた中で、旅行保険に入ることってなかったんです。しかも普段も健康体で、最後に具合が悪くて病院へ行ったのって何年前か思い出せないくらい。

そんな自分を過信して出発前は旅行保険なんて考えもしなかったのですが、今回の旅行で意識が変わりました。十中八九ないだろうと思っていた旅行先で具合が悪くなる事態。節約できるところは節約したいなんて思っていましたが、海外で具合が悪くなって、しかも病院に頼れない時の恐怖感と言ったら生きた心地がしないです。ただでさえ知らない土地で具合が悪くて不安なのに、病院へ行ってしまったら金銭的に負担が大きくなる不安も追加されて、旅行前にケチった自分を恨みました。

私は帰国してすぐに保険について調べ、ノルウェーでは旅行保険というものが日々の生活の、例えば通勤通学の途中に事故に遭ったという場合でも適応されるというのを知って、旅行保険なるものに加入しました。やはり使うか分からなくても、いざという時に何とかなるという安心感があるのはいいなあなんて思っています。

というわけで、アメリカで具合が悪くなった時の体験談でした。

ご覧いただきありがとうございました!

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